むし歯予防月間
いよいよ明日で5月も終わり、6月はもう目の前です。
6月といえば、6月4日は「むし」にちなんで、「むし歯予防月間」になっています。
歯科医院は痛みなどの症状がないと行きたくない場所ですが、むし歯予防月間ですから健診、クリーニングなど気軽に歯科医院にいらっしゃってください。
最近、思うことが一つあります。
子供たちのお口のことです。
幼児期は一生懸命仕上げ磨きをしてむし歯予防に努めていたと思いますが、小学生・中学生のお口の中を見てみると・・・
「このままではむし歯になってしまう！」と思うことが結構あります。
おそらく、小学校高学年、中学生にもなると、勉強や部活、自分の興味あることに忙しくなって、お口の事は二の次になっているのではないでしょうか？さらにはお母さんも寝る前に「歯は磨いたの～？」と聞く程度ではないかと思います。
もう自己責任、自主性という年齢になると歯磨きはサボり気味になるようです。
中学生になると、ほとんどが永久歯への生え変わりが完了している状態なのですが、「今までむし歯が無かったのに、永久歯がむし歯に⁉」となり永久歯を削らなくてはいけない状況になることもチラホラあります。
せっかく大切に育てていったお口の中なのに、削らないといけないなんて悲しすぎます。
最近、お子さんのお口の中をみていますか？
子供のお口の中は、成長とともに大きく変化していきます。もしかしてグラグラした乳歯が抜けないまま永久歯が生えてきたり、むし歯になりかけだったりしているかもしれません。
ぜひこの「むし歯予防月間」に お子さんと一緒に、お口の中を見直す機会にしてほしいと思います。
お口の中の話やクリーニング、歯磨きの練習などで「自分の歯は自分で守れる」ようにサポートできればと思います。