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“唾液”が持つ8つの力がすごい!シワ改善やメンタル強化など〜その2

前回の続きです。前回は免疫や抗菌の働きがあるIg Aという唾液の成分について説明しました。前回の記事をご覧になられていない方は、ぜひ前回の記事からご覧下さい。
 https://www.648-7048.com/blog/post-45/

 

 Ig A以外にも、健康に関する様々な成分が唾液には含まれます。

③睡眠の質を高め、快眠を促す

唾液中に含まれているメラトニンという成分は、脳や体を睡眠に入りやすい状態にするホルモンです。主に脳の松果体という部分で作られていますが、唾液腺からも分泌されていることが分かっています。夜になると分泌量が増し眠りに誘うメラトニンですが、脳だけでなく唾液腺も快眠にひと役かっている可能性があります。

 

 唾液に含まれる成分には“成長因子”と呼ばれるグループがあり、これは細胞の分裂や増殖に関わるタンパク質のことです。

④お肌をぴちぴち&ツヤツヤに保つ

唾液中の成長因子のひとつは肌細胞に働きかける物質です。はコラーゲンやヒアルロン酸などを増やす信号を出して細胞の働きを助けます。

   シワ改善や美白効果の可能性もあるとのこと。

 

⑤胃腸や口内の粘膜を守る

成長因子のひとつは皮膚や粘膜の表面を覆う細胞に信号を送り、その新陳代謝を促す働きがあります。皮膚や粘膜の新陳代謝が促されることで傷を修復する作用が期待されます。また成長因子とは別にムチンという成分も、口の中や胃腸などの粘膜の表面を覆って保護してくれるという役割があります。

 

⑥メンタルの落ち込みを防止する

成長因子のひとつは脳の神経細胞に働きかけて分化や増殖を促します。にはストレスによる脳の神経細胞へのダメージを抑える働きがあるとされています。脳内のが増えるとストレス耐性が上がることが実験で証明されています。

 

⑦脳も体もアンチエイジング

B D N Fと同様に、脳の神経の働きを助けるのがN G Fという成長因子。こちらは神経細胞の活動を促したり、細胞の修復などを担当しています。脳の老化を抑えて若返りを促すアンチエイジング効果が期待できます。

また、唾液腺から大量に分泌される糖タンパクのラクトフェリンには、細胞の老化を抑える抗酸化作用が期待できます。細胞を傷つける活性酸素の働きを抑制し、全身の細胞の老化を防ぎます。

脳は、体はラクトフェリンで若々しく!