顎関節症
「あごが痛い」「あごを動かすと音がする」などといった症状はありませんか?
それは「顎関節症」かもしれません。
顎関節症はあごの関節やその周囲の筋肉の異常によっておこる障害の総称です。そのため症状の現れ方は多岐にわたります。年齢や性別を問わず起こりますが、特に若い女性に多いと言われています。
代表的な症状
・ものを噛むとあごが痛い
・口が大きく開かない
・口を大きく開けると音がする
・噛み合わせに違和感がある
・口が閉じない
・あごの周囲の筋肉が痛い
・全身が慢性的に痛む
・・・などなど、思い当たる症状はありませんか?
顎関節症チェックをしてみましょう
4個以上当てはまる方は要注意です。
□かみやすい方ばかりで噛む癖がある
□あご、のど、目、こめかみが痛い
□肩、首が痛い
□あごが動かしにくい
□口を開けるとあごが引っかかる感じがする
□口が開けづらい
□食べるときあごが痛い
□口を開けたり閉めたりするとき音がする
□耳や耳の前方が痛い
顎関節症の原因は様々です。かみ癖、噛み合わせの不正、生活習慣、歯ぎしり、ストレスなどのいづれか、もしくはいくつかが組み合わさって異常が起きます。
いくつかの原因の中から「自分自身は、何が原因になっているのか」を特定し、それを取り除くのが改善の近道といえます。
症状によっては、飲み薬やスプリント(マウスピース型の器具)を使って治療する場合もあります。
痛みが更にストレスになり症状が悪化する悪循環にならないためにも、気になる方は早めに検査を受けるようにしましょう。
顎関節症は患者数が増加している疾患です。慢性化しないためにも、「おかしいな」と思ったら放置せず、ご相談ください。