「乳歯はどうせ抜けるから」は大間違い。 子どもの歯を守るために、親が知っておきたいこと
「乳歯はどうせ抜けるから、むし歯になっても大丈夫」——こんなふうに思っていませんか?
実は、これは歯科医師として最もよく耳にする誤解のひとつです。乳歯のむし歯を放置すると、その後に生えてくる永久歯の健康にも深刻な影響をおよぼすことがあります。
◯乳歯のむし歯が永久歯に影響するワケ
乳歯の根の先には、すでに永久歯のもとが育っています。乳歯のむし歯が進行して根の先まで炎症が広がると、その下で育っている永久歯に直接ダメージを与えることがあります。結果として、永久歯が変色したり、形が変わったり、生えるべき場所がずれてしまうケースも。
また、むし歯で早期に乳歯を失うと、周りの歯が空いたスペースに寄ってきてしまい、本来そこに生えるはずだった永久歯が生えてくるスペースがなくなる——つまり「歯並びの乱れ」につながることもあります。
◯こんなサインに気づいていますか?
- 歯に白い斑点や茶色い点がある
- 食べているときに痛がる、嫌がる
- 歯みがきをひどく嫌がるようになった
- 最後に歯医者に行ったのが1年以上前
一つでも当てはまる場合は、早めのご相談をお勧めします。
○予防で変わる、子どもの未来
当院ではお子さんの予防歯科に特に力を入れています。フッ素塗布やシーラント(歯の溝をふさぐ処置)などで、むし歯になりにくい歯を育てるお手伝いをしています。
大切なのは「歯医者に行くことへの恐怖心を持たせない」こと。小さいうちから定期的に来院することで、歯医者が「怖い場所」ではなく「いつもの場所」になっていきます。当院のキッズスペースや子ども専用チェアも、そのために用意しています。
むし歯ゼロの永久歯——これは、親御さんからお子さんへの最高のプレゼントだと私は思っています。
◯「いつ連れて行けばいい?」の答え
「まだ小さいから…」「歯が全部生えてから行こう」と思っている方も多いですが、初めての来院は乳歯が生えてきた頃(生後6〜8ヶ月頃)から歓迎しています。歯が生える前から口腔内のチェックも行っています。
大人の方の定期検診のついでに、ぜひお子さんも一緒にお連れください。兄弟姉妹で並んで座れるチェアを2台ご用意していますので、兄弟みんなまとめて診ることも可能です。
お子さんの歯のことで気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
武雄市・医療法人池田歯科では随時ご予約を受け付けています。
